デジタル化推進へセミナー 企業、商議所関係者ら参加 袋井市 計画を解説

 袋井市はこのほど、第1次袋井市デジタル推進計画の策定に向け、同市の袋井新産業会館キラットで「ふくろいデジタルセミナー」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開催した。市役所や地元企業、商工会議所の関係者ら約100人が参加した。

袋井市デジタル推進計画の策定に向けたセミナー=袋井新産業会館キラット
袋井市デジタル推進計画の策定に向けたセミナー=袋井新産業会館キラット

 セミナーでは計画の概要を解説。新技術やサービスを地域に即応する形で提供し、市民が「デジタル」を使いこなして快適な日常生活を過ごせるまちづくりが目的と説明した。マイナンバーカードの交付率が8割を超える一方で、カード取得による利便性を実感する機会が少ないなど、市の課題も報告した。
 野村総合研究所未来創発センターグローバル産業・経営研究室の森健室長による講演も実施した。森室長は「デジタルに見る幸せ指数」と題して登壇。デジタル化の効果を研究した結果を紹介し、人々の生活や仕事にもたらされる「幸福度」を示した。

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