浜松市男女共同参画基本計画 事業87% 22年度、目標達成

 浜松市男女共同参画審議会は8日、本年度第2回会合を市役所で開いた。市が第3次市男女共同参画基本計画(2018~24年度)の22年度実績について報告し、同計画に掲げる124事業のうち109事業(87・9%)が22年度の目標通りかそれ以上の成果だったと自己評価した。
 22年度目標に対して「上回っている」は19事業(15・3%)、「目標通り」は90事業(72・6%)で、両項目を合わせた割合は前年度から6・2ポイント上昇した。「下回っている」は新型コロナの影響が軽減され、前年度の18事業(16・5%)から13事業(10・5%)に改善。「評価できない」は2事業(1・6%)だった。
 ワーク・ライフ・バランス等推進事業所認証数は12社増の129社、PTAの女性会長の割合は1・4ポイント増の17・48%と順調に推移した。一方、自治会の女性会長の割合は0・94%と微減し、市女性管理職の割合も25年度目標の15%に対して10・9%にとどまった。
 同計画では、ワーク・ライフ・バランスの推進、労働の場における女性活躍の推進など七つの施策の方向性を掲げている。21年度に計画の見直しを行い、具体的事業数を109事業から124事業に変更した。

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