食品ロス削減へ キャンペーン 掛川のスーパー、回収ボックス設置も

 掛川市葛川のスーパーマーケット「サンゼン」は1日、食品ロス削減とフードバンク活動支援を目的にしたキャンペーンを開始した。市や市社会福祉協議会も連動し、店頭でごみ減量を呼びかけた。

買い物客に生ごみ処理容器を紹介する市職員=掛川市葛川のサンゼン
買い物客に生ごみ処理容器を紹介する市職員=掛川市葛川のサンゼン

 キャンペーンは対象商品の売り上げのうち一定額を市社会福祉協議会に寄付する内容で、12月17日まで実施する。家庭で余った食品を生活困窮者に届ける回収ボックスも設置した。シャンプーや食器用洗剤など日用品4種類の寄付も募る。
 企画のスタートに合わせて、市は自作可能な生ごみ処理容器を展示して、買い物客に作り方を説明した。毎月9日を「もったいないを考える日」と定めたカーボンニュートラル推進に関する条例(2024年4月施行予定)もPRした。

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