浜松への愛着新たに ゆかりの480人参加 市、都内で交流会

 浜松市は31日夜、首都圏で活躍する市ゆかりの人を招き、「やらまいか交流会」を都内で開いた。市出身者や政治、経済、文化・芸術などの各分野で活躍する480人が参加。ふるさとへの愛着を新たにし、それぞれの立場で市の発展に向けて貢献していこうと確認した。

交流会であいさつする中野市長(右)=都内
交流会であいさつする中野市長(右)=都内

 中野祐介市長は市政報告で、大河ドラマの効果や夏の高校野球甲子園大会への浜松開誠館高の出場、都市対抗野球でのヤマハの準優勝といった話題を挙げ「地域に元気がわいてきている」と説明。一方で、依然として人口減少が課題だとして「まち・ひと・しごとの創生をしっかり進めて人口減少の流れを食い止め、転換していく。浜松の持つ力を引き出し、日本全国の成長を引っ張っていきたい」と強調した。
 会場に並んだブースでは市職員が施策やイベントを紹介したり、市内の企業が独自の技術、サービスをPRしたりした。地場の特産品を使った料理も振る舞われた。
 (東京支社・関本豪)

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