パイスティックとハンバーガー 長泉ブランド 商品販売へ 新幹線通学生と認定店開発

 長泉町の新幹線通学支援補助を利用する「未来人」の学生はこのほど、長泉ブランド認定店とつくるコラボ商品の最終確認を同町で行った。カスタードをパイ生地で包み特産品のブルーベリージャムをつけて食べるパイスティックと、特産品のコロッケを使ったハンバーガーを11月の町産業祭で販売することを決めた。

コラボ商品を最終確認する学生と認定店関係者ら=長泉町
コラボ商品を最終確認する学生と認定店関係者ら=長泉町

 町商工会と町が本年度始めた事業「長泉未来人Company(カンパニー)」の一環。学生8人がコラボ商品を試食し、ソースの種類や具材の大きさなどを認定店関係者と話し合い、販売やPR方法について意見を交わした。パイを販売するグループの学生社長を務める千葉大4年のキャンパス・ウィリアムさん(22)は「学生で商品開発に携わり、販売する機会はなかなかないはず。産業祭では商品を完売させたい」と意欲を見せた。
 認定店でパン屋「YUZUKA」の永田平正昭社長(48)は「町が一丸となって取り組んでいる事業。どういった思いや経緯で商品ができたのか、お客さんに伝えてほしい」と学生らに話した。
 (東部総局・天羽桜子)

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