車の死角や内輪差 トラックの特性確認 焼津・東益津中で交通安全教室
焼津市中里の東益津中で20日、自転車の交通安全教室が開かれた。1年生の生徒約60人が参加し、トラックを使って死角や内輪差といった車両の特性を知ることで、交通ルールを学んだ。
県交通安全協会焼津地区支部と日本通運が共同で実施した。トラックが交差点の角に置かれたコーン標識をどれだけ倒さずに走行できるかを実験。生徒は倒れたコーンの位置を確認して、内輪差について学んだ。代表生徒が自転車に乗って、トラックの横を走行する際の対処法を実践した。交通安全指導員は、内輪差によって生じた事故の事例を紹介し、焼津市内はトラックが多く行き交うことから注意を呼びかけた。
車の死角を知る実験では、ドライバー役の生徒がトラックの周囲に立つ生徒の姿をどこまで判別できるかを確認した。