遠州リネンでてるてる坊主 浜松の園児「運動会晴れて」
浜松市北区細江町の高台幼稚園の園児9人がこのほど、遠州リネンのてるてる坊主を作り、30日に開催される運動会の晴天を祈った。ハンドメード洋服店「ミミクリエ」(同町)の協力で洋服作りの際に生じる端切れを使い、資源を無駄にしない気持ちも育んだ。
子どもたちは、同店の宮木美穂さん(49)から布ができる仕組みや遠州リネンなどについて説明を受けて制作に挑戦。てるてる坊主を3個ずつ作り、顔や模様を描いて糸につるした。園内に飾り、運動会当日も会場に設置するという。
恐竜や火山噴火、流れ星など好きなものを描いた年長の篠原遼樹ちゃん(5)は「布をまるめるのが難しかった。運動会は晴れてほしい」と願った。