気分はプロ自転車選手 練習、メカニック 児童が体験 三島 世界各国とオンライン“対戦”

 三島市を拠点に活動する自転車プロチーム「チームブリヂストンサイクリング」のクラブハウス(同市松本)で24日、仕事体験講座が開かれた。選手やスタッフが講師役を務め、県東部の児童11人がプロチームの日常を垣間見た。

プロ選手の練習を体験する参加者=三島市松本のチームブリヂストンサイクリングクラブハウス(写真の一部を加工しています)
プロ選手の練習を体験する参加者=三島市松本のチームブリヂストンサイクリングクラブハウス(写真の一部を加工しています)


 参加者は、選手が練習で実際に使うシミュレーション機器で、世界各国の選手とオンラインで“対戦”した。坂道が再現された場面では「きつい」「もう無理」と叫びながら必死にペダルをこぎ、自転車レースの過酷さを味わった。選手からレース中の飲み物の受け取り方も教わった。
 レース中に選手が栄養補給する補給食の作り方など裏方の仕事も体験。自転車のメンテナンス現場も見学し、チェーンへの注油体験などを通し、メカニックの仕事についても理解を深めた。
 同講座は県東部地域局が主催する「夏休み自由研究体験講座」の一環で行われた。
 (三島支局・岡田拓也)

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