浜松・可美中、企業と地域資源研究 活性化へ「コラボ」
浜松市南区の可美中は地域に拠点を置く企業と連携し、地域資源を研究する学習に取り組んでいる。このほど企業の担当者が初めて同校を訪れ、2年生約140人が各企業の強みを生かした地域活性策を考えた。
![中学生に向けて主要事業や開発製品を説明するヤマハ発動機の担当者=浜松市南区の可美中](/news/images/n129/1283492/IP230720TAN000098000_O.jpg)
連携する企業はヤマハ発動機、浜松いわた信用金庫、中部電力、エンケイ。ヤマハ発の担当者は主要事業や開発製品などを紹介した上で、「会社の製品を活用し、交通や農業、環境などさまざまな分野で社会課題の解決を目指している」と語った。
生徒たちは4~5人ほどのグループをつくり、各企業とコラボした研究を進めていく。12月ごろにグループごとの提案をまとめ、企業の担当者に向けた発表会を行う予定。
県内の学校と企業が協働して地方創生や人材育成を図る「シヅクリプロジェクト」(事務局・一般社団法人シヅクリ)の一環。