地域活性化テーマ 研究成果を報告 浜松湖北高佐久間分校
浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校で18日、3年生の研究成果をまとめた地域実践報告会が開かれた。生徒は地域活性化をテーマに取り組んだ2年間の成果を報告した。
![地域活動の成果を発表した生徒=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校](/news/images/n140/1396721/IP240119TAN900057000_O.jpg)
生徒は、特産品のソバを生かして佐久間を盛り上げる協力者を増やす「縁故そばプロジェクト」を取り上げた。同プロジェクトは、静岡文化芸術大の学生や地元の生産者と協力して生産したソバを同高の卒業生に贈る取り組み。地元の特産品を通じて、交流の輪を広げる方法を探った。
このほか、佐久間に生息する絶滅危惧種の生物や植物を紹介したり、天竜区内の高校生が集まって地域の将来を考える合同会議の内容を報告したりした。3年の安井豪さんは「高校生と地元住民のつながりが深まることで、地域活性化に関心を持つ人が増えてほしい」と話した。
地域実践報告会では、佐久間の文化や歴史などを学ぶ地域総合類型コースを選択した3年生8人が発表した。