水の循環と浄化槽の仕組み解説 加藤学園暁秀小で常葉大准教授講座

 静岡県生活科学検査センター(焼津市)はこのほど、水環境と浄化槽講座を沼津市の加藤学園暁秀小で開いた。常葉大社会環境学部の山田建太准教授が講師を務め、4年生39人は浄化槽と水の循環の仕組みを学んだ。

浄化槽のミニチュアモデルを観察する児童=沼津市の加藤学園暁秀小
浄化槽のミニチュアモデルを観察する児童=沼津市の加藤学園暁秀小

 山田准教授によると、人は1日で2リットル分のペットボトル約120本分の水を使っている。「使った水は下水処理場、または各家の浄化槽できれいにして、川や海に戻される」と解説した。浄化槽のミニチュアモデルを示して微生物が汚れを分解する仕組みも紹介。児童は顕微鏡を使って浄化槽の中にいる微生物を観察した。

 

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