藤枝の自動車学校に壁画 高校生制作 「安全運転心がけて」

 藤枝市の指定自動車教習所マジオドライバーズスクール藤枝校(大塚雄太校長)はこのほど、藤枝北高と島田樟誠高の美術部員がそれぞれ制作した壁画の除幕式を藤枝校で開いた。島田樟誠高吹奏楽部の演奏とともに「未来」をテーマにした作品がお披露目され、完成を祝った。

藤枝北高の生徒が描いた壁画
藤枝北高の生徒が描いた壁画
島田樟誠高の生徒が制作した壁画=藤枝市のマジオドライバーズスクール藤枝校
島田樟誠高の生徒が制作した壁画=藤枝市のマジオドライバーズスクール藤枝校
藤枝北高の生徒が描いた壁画
島田樟誠高の生徒が制作した壁画=藤枝市のマジオドライバーズスクール藤枝校

 縦2メートル、横1メートルの壁画を5枚組み合わせ、教習所コース内に展示した。藤枝北高は2年の佐藤雄太さん(17)の「教習生の心の支えになってほしい」との思いを基に、虹や遠くまで続く道を走る車、生き物が楽しく生きている様子を描き、明るい未来を表現した。
 島田樟誠高は教習生に安全運転を心がけてもらおうと、大きな瞳に映し出された車の運転席側のドアから見た座席を捉えた。2年の小金井湊天さん(16)は「瞳の中の背景を描くために、実物を見て細かく分析した」と語った。
 壁画の展示は未来ある高校生が輝ける機会を提供する藤枝校の「未来絵プロジェクト」の一環で、高校2校に呼びかけて実現した。
 (藤枝支局・青木功太)

 

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