井伊谷宮で「夏越の大祓」 茅の輪くぐり、厄はらう 浜松市北区
浜松市北区引佐町の井伊谷宮は30日、半年間の厄をはらい、無病息災を祈る神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」を同宮で執り行った。
大祓は、知らないうちに負った罪けがれをはらい、体を清める目的で毎年6月と12月のみそかに行う。訪れた地域住民ら約110人は拝殿で儀式に臨んだ後、表参道に設けられた直径約3メートルの茅(ち)の輪を8の字に4回くぐり抜けた。
参列した同市中区の北村幸子さん(54)は「井伊谷宮での大祓は初めて。神様の近くでおはらいできて良かった」と話した。茅の輪は7月9日まで設置する。
(細江支局・大石真聖)