「ふじえだガールズ」始動 ものづくり体験や観光開発へ 学生ら まちづくり提案
若い女性の視点からまちづくりを考える「ふじえだガールズ・ミーティング」の本年度初会合がこのほど、藤枝市産学官連携推進センターで開かれた。市内在住、在学の女子生徒・学生計27人で組織し、8年目の本年度はものづくりビジネス体験や観光イベントの企画と開発に取り組む。
初会合には17人が参加した。それぞれ自己紹介と抱負を述べた後、グループごとにゲームを通じて交流を深めた。グループワークでは若者のUターンを増やす方法を話し合い、「JR藤枝駅周辺を活性化させる」「若者が行きたいと思う店や企業を増やす」などとまちづくりや企業誘致に関する意見が上がった。
参加した県立大1年の河合心里さん(18)は「藤枝市をより住みやすい街にするために、自分自身やメンバーでできることを考えて地域貢献したい」と意気込みを語った。
メンバーは来年2月まで、土日や夏休みを中心に月2回程度活動する。期間中に考えた意見や提案をまとめて市長に提言する。