ゲーム依存の対策 作業療法士が解説 静岡市駿河区・東豊田中

 静岡市駿河区の東豊田中校区青少年健全育成会(小川功会長)は12日、依存症の予防啓発を行う聖明病院(富士市)の作業療法士土屋会生さん(36)による講演会「ゲーム・ネット・スマホ・SNSへの依存と予防のために保護者は、どう対応すればよいか」を同校で開いた。同会役員や校区の保護者ら36人が参加した。

ゲームやネット依存について解説する土屋さん=静岡市駿河区の東豊田中
ゲームやネット依存について解説する土屋さん=静岡市駿河区の東豊田中

 土屋さんはオンラインゲームについて、仲間と会話しながらどんどん次の場面へと進んでいくため終了するタイミングを見つけづらく、依存につながりやすい面があると指摘。ゲーム依存に陥ると、昼夜逆転の生活になったり怒りっぽくなったりするなどの影響が出ると説明した。保護者の対応としては機器を取り上げるのではなく、時間を制限するなどルールを設けることを勧めた。
 講演会の前には同会の本年度総会も開かれ、昨年度の活動報告や本年度の事業計画も確認した。

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