南アの魅力 展示で紹介 日本平動物園 静岡市

 静岡市は11日まで、登録から9周年を迎える南アルプスユネスコエコパークの展示会を静岡市駿河区の日本平動物園で開いている。来年の登録10周年を見据えて、南アルプスに生息するライチョウなどの動物を家族連れなどにPRするため同動物園で初開催した。

ライチョウの模型を眺める来場者=静岡市駿河区の日本平動物園
ライチョウの模型を眺める来場者=静岡市駿河区の日本平動物園

 南アルプスがライチョウ生息地の世界的南限である点などをパネルで解説するほか、生息数が減少しているため保護も呼びかけている。園内でイラストのライチョウとツーショットが撮れるフォトラリーも行っている。11日には紙粘土でできたライチョウに色を塗るワークショップも開催する。
 担当する市職員の石川陽介主事は「南アルプスがユネスコエコパークに認定されていることはあまり知られていない。まずは親しみを持ってもらえれば」と来場を呼びかけた。

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