工事見学 重機に興味津々 安倍川広場で合同授業 静岡市・田町小と駒形小

 静岡市葵区の田町小と駒形小は7日、合同授業を行った。1年生約90人が昨年の台風15号で被災した安倍川河川敷のスポーツ広場の復旧工事現場を訪ね、事業の概要を聞いたり、重機の機能について学んだりした。

運転席に座るなどして重機の特徴を聞く児童=静岡市葵区の安倍川河川敷
運転席に座るなどして重機の特徴を聞く児童=静岡市葵区の安倍川河川敷

 市から工事を請け負う理研グリーンの担当者が「安倍川に流されて、グラウンドが砂利だらけででこぼこになった。さまざまな重機を使って元の姿に戻している」と紹介した。ショベルカーなど5種類の重機で土を掘り、地面を平らにする作業を実演した。児童は一斉に立ち上がり、歓声を上げて見守った。重機に近づける時間になると、児童はタイヤの厚みを触ったり、運転席の高さを実感したりと興味津々。関係者に質問するなどして、機械の特徴を確認していた。

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