油彩画展 自然の生命表現 掛川の松下さん 御前崎で

 掛川市の会社員松下貴根さん(27)による油彩画展が30日まで、御前崎市門屋の「ひと休処(どころ)つくし」で開かれている。大小さまざまな作品約40点が並び、独特な色彩と繊細な筆致で自然界の生命力を表現した。

森林に宿る木々の魂を描いた松下さんの作品=御前崎市門屋の「ひと休処つくし」
森林に宿る木々の魂を描いた松下さんの作品=御前崎市門屋の「ひと休処つくし」

 森をテーマにした作品は緑色の濃淡を生かし、奥深い森林に宿る木々の魂を描いた。自然の摂理や巡る季節のように時の流れを抽象的に捉えた作品が多く、独特の世界観を演出している。
 松下さんは東京造形大大学院造形学部を修了後、会社員の傍ら趣味で絵を描いている。「自然の美しさや壮大さを感じてほしい」と呼びかけた。
 毎週火、水曜と今月25日は休業。

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