秋葉神社で茶葉熟成 ブランド化へ 浜松市茶振興協
浜松市の茶産地ブランド化に取り組む浜松市茶振興協議会はこのほど、同市天竜区春野町の秋葉山本宮秋葉神社上社で茶葉の熟成を始めた。10月ごろまで保管し、「秋葉山熟成茶」として販売する。
同協議会ブランド化推進グループに所属する天竜、浜北、北区の4業者が参拝し、各産地の計100キロの茶葉を仕込んだ。熟成用のつぼに茶葉を詰め、河村基夫宮司の祈とうを受けた。
標高866メートルにある同社は、気温や湿度の変化を受けにくく、熟成により香りとうまみが増すという。
熟成を終えた茶は市内の店舗やインターネットで販売する。事務局の市担当者は「来客の多い大河ドラマ館などでもPRし、熟成茶を通じて産地のブランド化を図りたい」と話す。