路上にくつろぎの場 富士本町通り スケボー体験など
路上で市民がくつろげる空間をつくり、市街地のにぎわい向上につなげる社会実験イベント「エキキタテラス」(富士市、実行委主催)がこのほど、同市の富士本町通りで開かれた。多数の家族連れが訪れ、車道に敷かれた人工芝で寝転んだり、ワークショップに参加したりして楽しんだ。
約300メートルの歩行者天国に人工芝やベンチ、ハンモックを設置し、「くつろぎスペース」とした。地元団体によるスケートボードの教室や道路にテープを貼って絵を描くワークショップ、シャボン玉作りなどを子ども向けに展開。地元住民による音楽ライブや本町通りの飲食店の出店もあった。
家族で訪れた主婦の高橋久子さん(35)は「普段はあまり行かない商店街のことを知る機会になっている。継続して実施してほしい」と話した。
イベントは昨年スタートし今回で6回目。年に3回のペースでの開催を検討している。