天浜線三ケ日駅に副駅名 「みかんの里 日本一の柑橘選果場の町」 浜松

 天竜浜名湖鉄道は28日、三ケ日駅(浜松市北区三ケ日町)の副駅名にJAみっかびが命名した「みかんの里 日本一の柑橘選果場の町」を採用し、新たな駅名看板の除幕式を同駅で開いた。天浜線の駅名スポンサー制度の10駅目。期間は2025年3月末まで。

三ケ日駅の新たな駅名看板をお披露目した松井社長(右)と井口組合長=浜松市北区三ケ日町
三ケ日駅の新たな駅名看板をお披露目した松井社長(右)と井口組合長=浜松市北区三ケ日町

 三ケ日駅は同JAの最寄り駅。副駅名は2021年度に運用開始した人工知能(AI)搭載の選果場のPRを念頭に考えたという。看板はミカンの色のオレンジと緑を基調とし、公式キャラクターのミカちゃんと「三ケ日みかん」の商標をデザインした。
 式典には天浜線の松井宜正社長や同JAの井口義朗代表理事組合長らが出席した。井口組合長は「一般の観光客による選果場見学の準備も進んでいる。三ケ日駅で降りる人が増え、地域に活気が出てくれば」と期待した。

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