石脇城「御城印」 季節限定版販売 焼津高書道部が題字担当

 焼津市歴史民俗資料館は15日、石脇城を訪れた記念の証しとなる「御城印」の季節限定版の販売を始める。紺色の手もみ和紙に、文字は銀、家紋は金箔(きんぱく)と豪華仕様。14日に同城跡で製作に協力した焼津高書道部の生徒らが参加し、販売に向けたPR撮影会を行った。

御城印の題字に協力した焼津高書道部の生徒たち=焼津市の石脇城
御城印の題字に協力した焼津高書道部の生徒たち=焼津市の石脇城

 御城印には「石脇城」という力強い文字が中央に書かれている。家紋は石脇城ゆかりの北条早雲にちなみ、北条家の三つうろこ、早雲の出自である伊勢家の向かい蝶が描かれている。
 題字を担当したのは、永嶋雛さん、青島亜利李さん、鈴木茉奈さん、出雲こころさんの2年生部員4人。横に記された「登城記念」の文字を含めて、それぞれ担当を振り分けて作品を仕上げた。
 4人は書道パフォーマンスで使うはかま姿で駆けつけた。「石」の文字を担当した永嶋さんは「力強さを出すために太さを調整するのが難しかった」と語る。
 販売価格は500円(税込み)。市歴史民俗資料館、市観光協会で限定500枚販売する。

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