オペラや交響曲 浜響が聴衆魅了 浜松市中区で定演

 浜松交響楽団はこのほど、定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のアクトシティ浜松大ホールで開いた。テーマは「天上のしらべと地上のドラマ」。ソプラノ歌手の宮地江奈さん、指揮者の北原幸男さんを迎えて荘厳な演奏を披露し、観客約1200人を魅了した。

指揮者北原さん、ソプラノ宮地さんと共演した定期演奏会=浜松市中区のアクトシティ浜松
指揮者北原さん、ソプラノ宮地さんと共演した定期演奏会=浜松市中区のアクトシティ浜松

 宮地さんは昨年の同楽団ソリスト・オーディションの第1位入賞者。前半はモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」「魔笛」などで共演し、人気オペラの世界を宮地さんの優美な声楽に合わせて華やかに奏でた。後半はブルックナーの「交響曲第9番ニ短調」で約90人編成の豊かな音色が響き、盛大な拍手が送られた。

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