甘夏たわわ、香りよし 伊東の農園でミカン狩り開始
伊東みかん園協会（山口有一会長）に加盟する伊東市内の各農園で１日、甘夏ミカン狩りが始まった。さわやかな酸味が特徴の果実がたわわに実り、来園者を迎える。６月末までの予定。
同市宇佐美の泰山園では初日、地元の親子がミカン狩りを楽しんだ。子どもたちはたくさんの実を付けた木からもぎ取り、笑顔を見せた。その場で皮をむくとさわやかな香りがいっぱいに広がり、みずみずしい果実を次々とほおばった。
山口会長（５４）は「順調においしい甘夏ができて良かった。春休みごろには酸味がまろやかになってくる」と話した。
料金は入園料（食べ放題）が５００円、お土産付きコースは千円（いずれも税込み）。農園は宇佐美地区が９、城ケ崎地区が１の計１０園。そのほか吉田地区にある１園は売店のみ。
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