6カ国の味、舞台に歓声 長泉在住学生が企画交渉「海外文化に触れる時間を」

 長泉町は22日、「ながいずみ国際交流フェスタ」を同町のコミュニティながいずみで開いた。町から新幹線通学支援補助金を受ける大学生や専門学校生が、町内でのイベントや事業をプロデュースする「ウィプロ事業」の一環。

海外6カ国の飲食の出店=長泉町のコミュニティながいずみ
海外6カ国の飲食の出店=長泉町のコミュニティながいずみ


 学生6人は昨年7月から、「町に国際交流イベントが少なく、海外の文化に触れる時間を増やしたい」との思いから企画した。県東部の飲食店やグループには、直接出店や出演の交渉をした。当日はブース紹介のアナウンスや入場案内、検温などの会場整備に携わった。
 町とニュージーランド・ワンガヌイ市が姉妹都市であることから、同国のマヌカハニーなど6カ国の飲食が出店した。舞台では2団体が、フラメンコ、アイルランド音楽を披露し、会場は歓声に包まれた。
 イベントのリーダーを務めた慶応大2年の早川さくらさん(19)は「同郷の学生と交流もできて、みんなで誇りを持てるイベントになった。今後も町とのつながりができればうれしい」と話した。

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