市町選に複数候補出馬 佐々木弘氏/参政党静岡県連支部長【各党に聞く 2023年選挙戦略⑦】

佐々木弘氏
佐々木弘氏

 ―党県支部の状況は。
 「2021年12月に党が発足し、参院選前の22年5月に県支部を設立した。1月中に(衆院小選挙区単位の)8支部がそろう。本県は比較的活動が活発で、県内の党員は1100人ほど。40代を中心に年代は幅広い。既存政党の支援をやめ、自ら投票したい政党作りに関わろうと熱意がある人ばかりだ。教育、食や健康、環境、国の在り方について正しい情報から学び、選択できる国を目指す。SNSでの積極的な発信で仲間が増えている」
 ―結党後初となる統一地方選の戦略は。
 「次の参院選での10議席獲得のため、統一地方選は全国で400人の出馬を狙う。県内では、22年参院選の比例得票数が、過去の市町議選の当選ラインを上回る市町で候補者を立てる方針。(統一選ではない)焼津市も含め全体で11人を擁立したい。焼津と函南、湖西の3市町で候補者が決まった。市民の声を政治に届けるために、まずは党員が暮らす地方行政に党の考えを反映させたい」
 ―新型コロナウイルス対策やワクチンについての考えは。
 「党員各自が日々情報を収集し精査している。その結果、反対の人が多いのは事実だ。安心安全に関わる情報を正しく開示するとの立場に集約される」

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