バス4路線一部廃止意向 浜松市交通会議 遠鉄「維持できず」

 遠州鉄道は18日に浜松市役所で開かれた市地域公共交通会議で、西区の大久保線など利用者の少ない市内路線バス4路線5系統について、今年10月1日付の一部区間廃止を静岡県に申し出る意向を明らかにした。

退出申し出の対象となる路線と区間
退出申し出の対象となる路線と区間


 対象は西区の大久保線狸(たぬき)坂―つるが丘入口間8・4キロ、伊佐見線古人見東―伊佐見橋間4・6キロ、東区の早出さぎの宮線小池南―笠井本町間6・6キロ、蒲小沢渡線のさぎの宮系統イオンモール浜松市野―笠井本町間5・9キロ、同線東高系統市野上―笠井本町4・4キロ。
 同社担当者は「感染症の影響で落ち込んだ利用者数が戻らず、燃料費高騰のダブルパンチで路線が維持できない」と説明した。市担当者は「地域の意見を聞き、(利用者を増やす)地域の努力を含めて運行継続の方法を探る」と話した。
 同社は3月に県へ運行の退出を申し出る。地域の意見や市との検討を踏まえ、6月の市地域公共交通会議であらためて廃止の可否を協議する。
 同社は4月17日以降の路線バス運賃値上げを国に認可申請したことも報告した。認可されれば初乗りが現在の120円から150円になり、キロ当たり賃率も値上がりとなる。

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