裾野の歩道に側溝アート 東中美術部生徒が描く

 裾野市の商工業者でつくる東地区商工振興会(杉山統会長)はこのほど、東中美術部が描いた側溝のふた30枚を生徒とともに同市茶畑の歩道に設置した。

制作した側溝アート作品を歩道に設置する生徒=裾野市茶畑
制作した側溝アート作品を歩道に設置する生徒=裾野市茶畑

 側溝アートは、振興会と東中が共同で実施する環境美化活動で、18年目。側溝のふたは毎年振興会が回収、洗浄し、部員がキャンバスに見立て絵を描いている。
 今年は部員17人が「海の生き物」をテーマに思い思いの作品を制作。3枚をつなぎ合わせジンベエザメやクジラなどを完成させた見応えある連作も並ぶ。部長の岩井紫里さん(14)は「いい出来栄え。カラフルな歩道を見て明るい気分になってもらえれば」と話した。

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