地域でSDGs考える 浜松市中区でイベント 学生と企業が対話

 浜松市中区新津町の常盤工業はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)を考えるイベント「ハママツつながる文化祭」を、同社に近接する「ときはまスクエア」で初開催した。海洋プラスチック対策を学ぶカードゲーム体験会やフェアトレード商品を販売するマーケットが開かれ、地域住民らでにぎわった。

SDGsについて話しあう学生と企業担当者=浜松市中区新津町
SDGsについて話しあう学生と企業担当者=浜松市中区新津町

 静岡文化芸術大、浜松学院大の学生4人と市内企業7社の担当者によるトークセッションを行い、各企業がSDGsに関する取り組みを紹介した。
 常盤工業は自然エネルギーを社屋の冷暖房機能などに活用している事例を説明。学生からは「SDGsを批判的に感じた時もあったが、人々が未来に向けて活動する切り口になっていると感じた」と感想が聞かれた。
 文化祭は、SDGsに取り組む企業や団体、個人の新たなつながりを創出することが目的。浜松いわた信用金庫と、はままつフェアトレードタウンネットワークが共催した。

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