アラスカの大自然を紹介 浜松市中区

 浜松市立高(中区)の同窓会「第1回ひくまの講演会」(静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同区のアクトシティ浜松で開かれた。写真家の松本紀生さんが登壇し、アメリカ最北端・アラスカ州の大自然を写真と動画で紹介した。

アラスカの大自然を写真とともに紹介する松本さん=浜松市中区のアクトシティ浜松
アラスカの大自然を写真とともに紹介する松本さん=浜松市中区のアクトシティ浜松

 「フォトライブ オーロラの大地から」と題し、生き生きとした動物や美しいオーロラをとらえた写真が来場者を魅了した。冬になるとオーロラを撮影するために、アラスカの雪山でかまくらを作り、50日間キャンプをするというエピソードを動画とともに伝えた。温暖化の影響で氷河が崩れ落ち、海水温度が上昇している状況も説明し、「人々が小さなことから対策を取れば、世の中が動くと思う」と呼びかけた。
 同高が昨年創立120年を迎えたことを機に、地域に生涯学習の機会をつくろうと、今年から同窓生に加えて一般の市民も招いた講演会として開いた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞