原子炉建屋内でフロン濃度上昇 外部への影響なし 浜岡原発

 中部電力は31日、御前崎市佐倉の浜岡原発4号機で、中央制御室の空調設備がある原子炉建屋地下2階でフロン濃度の上昇が確認されたと発表した。人身災害や外部への放射能の影響はない。
 中電によると同日午後2時40分ごろ、中央制御室で「フロン漏えい」の警報が点灯した。当時運転していた非常用冷凍機を停止させたところ、フロン濃度は平時の値に低下したという。
 中央制御室は建屋3階で、非常用冷凍機は冷水の温度を一定に制御する機器。同社は原因を調べている。

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