日本舞踊披露へ児童ら稽古 「動きそろってきた」 11月、藤枝市民文化祭

 今秋開催の藤枝市民文化祭「民舞発表会」への出演を目指す舞踊体験教室の児童たちが、近づく本番に向けて練習に熱を入れている。23日は青島南地区交流センターで稽古に励んだ。

本番に向けて練習に励む児童。端唄に合わせて舞う=藤枝市青島南地区交流センター
本番に向けて練習に励む児童。端唄に合わせて舞う=藤枝市青島南地区交流センター


 出演するのは市内の小学1~6年生12人。浴衣姿で端唄「深川」に合わせて舞う。藤生流竹生会の藤生彩治郎さんの指導を受け、曲に合わせた動きのほか、足や指先の角度といった細かい技術を磨いている。
 葉梨小6年の弓桁奈帆子さん(11)は「振り付けを覚えるのが大変だったけど、だいぶ動きがそろうようになってきた」と手応えを語る。藤生さんは「練習を重ねるごとに日本舞踊らしくなってきた。必死に練習した成果を発揮してほしい」と話す。
 子どもたちは7月から週1回の稽古に臨んできた。発表会は11月23日に市民会館ホールで開催される。
 (藤枝支局・岩下勝哉)

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