割り箸、図書館で配布へ 静岡県グリーンバンク 14市町に寄贈
静岡県グリーンバンク(鈴木一雄理事長)は、森林保全・整備の啓発のため県産材を活用した割り箸を県内14市町の図書館に贈る「図書館で割箸プロジェクト」に取り組む。鈴木理事長がこのほど、裾野市役所を訪ね、村田悠市長に寄贈した。
贈ったのは「緑の募金」を活用し、天竜材の製材で出る端材を福祉施設で加工した「利休箸」。読書週間が始まる27日前後から、12市(浜松、菊川、御前崎、袋井、牧之原、焼津、島田、富士、裾野、御殿場、伊豆、下田)と2町(森、松崎)の図書館で、本を借りた人に計5万2千セットを配布する予定(森町は8月に配布済み)。
裾野市では26日から配布する。鈴木理事長は「図書館で手にした割り箸をきっかけに、本に親しみながら紙の原材料となる木材に思いを寄せてもらえれば」とあいさつした。