睡眠の大切さ 全校に発信 磐田豊岡北小保健委員 

 磐田市は4日、健康情報の発信役を担う小中学生を育成する「いわたっ子健幸マイスター」事業の一環で、豊岡北小(同市下野部)の保健委員に健幸バッジを贈った。児童らは同日、睡眠の大切さを伝えようと、睡眠の仕組みや日常の注意点を画用紙にまとめた。

睡眠の大切さについて要点をまとめる児童=磐田市下野部の豊岡北小(写真の一部を加工しています)
睡眠の大切さについて要点をまとめる児童=磐田市下野部の豊岡北小(写真の一部を加工しています)

 子どもを中心に家族や友人に健康の大切さを広めるのが狙い。保健委員の5、6年生10人は8月の睡眠をテーマにした講話を踏まえ、「寝る1時間前にメディアをやめる」「昼寝は15分まで」など、良い睡眠習慣の作り方を画用紙に書き込んだ。
 完成後、画用紙をつなぎあわせて動画を撮影し、全児童と教職員が閲覧できる掲示板に投稿するという。副委員長の6年宮津咲空さん(12)は「北小は寝る時間が遅い子が多いと聞くので、これを機に元気な北小になってほしい」と話した。
 同校は台風15号の影響で校舎1階と体育館が浸水し、休校していた。児童や保護者、卒業生らが連日、清掃活動に取り組み、9月28日に再開した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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