「キャン×スポ」視察 富士、富士宮 移動知事室

 川勝平太知事が政策課題や県政に対する要望を現場に赴き確認する「移動知事室」が5日、富士市本市場の富士総合庁舎に設置された。テーマは「富士・富士宮地区におけるSDGsに資する取り組み」。6日まで岳南地域の現場を回り、関係者と意見を交わす。

「キャン×スポ@あさぎり」のメンバーと意見を交わす川勝知事(右)=富士宮市の「ふもとっぱら」
「キャン×スポ@あさぎり」のメンバーと意見を交わす川勝知事(右)=富士宮市の「ふもとっぱら」

 富士宮市の若手農業者や移住者らが地域活性化につなげようと昨年立ち上げたプロジェクト「キャン×スポ@あさぎり」に関する視察では白糸滝養魚場や休暇施設「ふもとっぱら」を訪れた。メンバーからマルシェやe―Bikeを活用したガイド付きツアーなど活動内容や発足の経緯について紹介を受けた。このほか初日は、小林製作所、木工房「いつでもゆめを」や県畜産技術研究所を回った。
 川勝知事は「来年、静岡県は日本の文化首都としてポスト東京時代を開いていく。それを感じさせてくれる視察ができた」と述べた。
 6日は富士市サイクルステーションや市地域産業支援センター「Beパレットふじ」などを視察に回る。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞