富士宮御神火まつり 勇ましく 神輿担ぎ練り歩き

 富士宮市の盛夏を彩る炎の祭典「第43回富士山御神火まつり」(富士山まつり推進委員会主催)が6日夜、同市宮町の富士山本宮浅間大社や中心市街地で3年ぶりに開かれた。2基の神輿(みこし)が登場し勇ましく目抜き通りを練り歩いた。

勇ましく練り歩く神輿=富士宮市中心部
勇ましく練り歩く神輿=富士宮市中心部


 担ぎ手ら参加者が富士山に向かって世界平和を祈った後、富士山頂で採火した火を神輿の御神火台に受けた。神輿2基が東西に分かれ、それぞれ星陵中・高吹奏楽部がパレードの先頭を務め、担ぎ手たちの活気とともに沿道の観衆を魅了した。周辺では地元の子どもたちがパフォーマンスやダンスを披露した。納火式後、フィナーレに花火を打ち上げた。
 例年行っていた大社脇を流れる神田川を神輿が遡上(そじょう)する「神田川昇り」などは感染拡大防止のため取りやめた。
 (富士宮支局・吉田史弥)

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