SUPで海上散歩 沼津・牛臥海岸 親子向け体験会

 沼津市のマリンスポーツ用品店「DE MER(ドゥメール)」(大川瞬代表)は6日、親子向けのスタンドアップパドルボード(SUP)体験会と水難事故訓練を同市の牛臥海岸で開いた。

SUPに挑戦する参加者=沼津市内
SUPに挑戦する参加者=沼津市内

 2部に分けて行い、各回約20人が参加した。参加者は大川代表にボードの立ち位置やパドルの動かし方などを教わった後、海に入った。バランスを取りながらボード上に立ち、ゆっくりと「海上散歩」を楽しんだ。
 訓練は駿東伊豆消防本部の水難救助隊が講師を務め、事故発生時に慌てず対応することなどを学んだ。同市の会社員、戸塚幸俊さん(44)は「事故が起きたとき、落ち着くように声かけしたい」と話し、娘の咲里さん(7)は「(SUPに)初めて挑戦したけど楽しかった」と笑顔を見せた。
 同消防本部によると、ことしに入ってから5日までに水難救助事故が17件発生し、前年同期比で増加している。大川代表は「海の遊びを親子で楽しんでほしい。事故は隣り合わせなので危険も伝えたかった」と語った。
 

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