遠州灘環境問題、パネルで紹介 浜松・中区

 遠州灘海岸の美化活動に取り組む浜松市の団体「浜松の海を守る会」(清水浩利代表)は29日まで、環境保護の大切さを伝える企画展「はまうみ博物館」を中区の県浜松総合庁舎1階ロビーで開いている。団体が拾い集めた漂着ごみや、海岸の浸食問題が分かる航空写真が並ぶ。

「はまうみ博物館」の展示資料を見る来場者=浜松市中区の県浜松総合庁舎
「はまうみ博物館」の展示資料を見る来場者=浜松市中区の県浜松総合庁舎

 レジャー客が残していった釣りの道具や菓子の包装紙などの生活ごみを展示し、野生動物が餌と間違えてごみを食べてしまう問題を写真パネルで紹介している。数十年前と現在の中田島砂丘周辺を写した航空写真の比較からは、海岸線が後退している現状が分かる。
 土日祝日は閉館。

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