困窮家庭に食品寄贈 J1磐田とサーラグループ サポーターら提供

 サッカーJ1ジュビロ磐田とサーラグループは12日、ホーム戦に合わせてサポーターらから集めた食料品を磐田市社会福祉協議会に寄贈した。生活困窮家庭への食料支援につなげる「フードドライブ」の一環。

ジュビロ磐田のサポーターらが提供した保存食品を長谷川会長(右)に届けるジュビロの登副本部長(中央)ら=磐田市のiプラザ
ジュビロ磐田のサポーターらが提供した保存食品を長谷川会長(右)に届けるジュビロの登副本部長(中央)ら=磐田市のiプラザ

 9日にリーグ戦が行われたヤマハスタジアムで、観戦に訪れたサポーターらに家庭で余っている保存食品などの提供を呼び掛けた。レトルト食品や缶詰、カップ麺など84キロが寄せられ、ジュビロの登剛志営業本部副本部長やサーラコーポレーションの竹本万弓ブランディング推進グループマネージャーら4人が同市総合健康福祉会館iプラザに届けた。
 食料品は、市社協が収入減で生活相談に訪れた人らに配布するほか、認定NPO法人フードバンクふじのくにを通じ、県内の困窮家庭に届ける。
 登副本部長は「悪天候の中、多くの人が持ってきてくれた食料品。困っている家庭に届けてほしい」と話した。市社協の長谷川トキ会長は「コロナ禍や世界情勢の影響で困窮者が増えている。応援の気持ちも込めて配りたい」と感謝した。

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