木と森、身近に感じて 掛川で催し 木工教室や自然観察

 掛川市の掛川木材協同組合は2日、木と森に親しむイベント「きとりーと」を同市満水の22世紀の丘公園で開いた。大勢の園児や児童が木工教室や自然観察を楽しんだ。

FSC認証材を使った工作に取り組む親子連れ=掛川市満水の22世紀の丘公園
FSC認証材を使った工作に取り組む親子連れ=掛川市満水の22世紀の丘公園

 木工教室には約60組150人が参加し、階段状のステップチェアや折り畳みテーブルなどの製作に取り組んだ。使用する木材は市内産の杉で、森林管理の国際認証を取得したFSC認証材。子どもたちは保護者の手を借りながら工具を操り、工作に汗を流した。
 イベントは同組合初の試み。鈴木正三理事長は「木を身近に感じてほしい。認知が広がってきたFSC材を一般の人にもPRしていく」と話した。
 

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