沼津夏まつりを音頭で盛り上げ 各団体、着物で練習

 3年ぶりに沼津市中心街で開催される沼津夏まつり内のイベント「市民参加踊り広場」に向けて、市内の新舞踊連盟加盟団体の代表者らがこのほど、練習会を同市御幸町の市民文化センターで開いた。

沼津夏まつりで行う沼津音頭などの練習を行う参加者=沼津市御幸町の市民文化センター
沼津夏まつりで行う沼津音頭などの練習を行う参加者=沼津市御幸町の市民文化センター

 当日に披露する沼津音頭や新沼津音頭、「まりと殿様」などの曲を約1時間半練習した。当日を想定して着物を身にまとった50~80代の約30人が参加。今後は所属する団体で生徒に指導しつつ、練習に励む。
 イベントを取り仕切る踊り部会の鈴木泰次部会長(73)は「人前で披露するのを楽しみにしてきた。練習してきた成果を多くの人に見てもらいたい」と話した。同連盟の中山芳浩代表(76)は「3年ぶりの開催で感無量。コロナ禍で踊る機会は減ったが、改めて沼津音頭を広めるきっかけにしたい」と述べた。

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