担い手育成など事業計画案承認 JA静岡市総代会

 JA静岡市(大原正和組合長)は29日、総代会を静岡市葵区で開き、組合員の所得向上や担い手の育成・確保などを盛り込んだ本年度事業計画案を承認した。

2022年度事業計画案を承認した総代会=静岡市葵区
2022年度事業計画案を承認した総代会=静岡市葵区

 ファーマーズマーケット「じまん市」を軸にした直接販売を強化する。正組合員だけでなく、准組合員もじまん市に出荷できる仕組みを構築し、多様な担い手の確保に努める。茶やイチゴを中心とした販売(取扱高)計画では、総額で前年度比7・6%増の約43億円を目指す。
 大原組合長は「食料不足が世界的な課題。農産物の安定生産を続け、食料の安全保障に貢献していく」とあいさつした。

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