エシャレットの栽培法学ぶ 浜松で新規農業者養成講座

 JAとぴあ浜松はこのほど、エシャレットの新規農業者の養成をする「エシャレット養成塾」を浜松市南区の南営農センターで開催した。「農ライフセミナー」の一環。1年間をかけて農家から生産ノウハウなどを学ぶ。

ビニールを畑にかぶせる参加者ら=浜松市南区
ビニールを畑にかぶせる参加者ら=浜松市南区

 エシャレットは、らっきょうを若採りした同市発祥の香味野菜。しゃきしゃきとした食感やさわやかな辛みが特徴で、今年、産地誕生70周年を迎える。
 養成塾では、市内に住む30~60代の4人が参加した。座学で基礎知識を学んだほか、畑で土壌の消毒作業に取り組んだ。深さ30センチほどに耕した約1千平方メートルの畑に、雑草の抑制のために農薬をまいた。土壌の水分と反応して発生したガスを地中にとどめるため、JA職員らと一緒にビニールを畑全体に覆いかぶせた。
 今後、施肥などを経て11月をめどに収穫する。
 

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