物流センターで支援物資保管 富士市と五條製紙、災害協定

 富士市と、同市原田の製紙メーカー「五條製紙」は6日、災害時支援協定を締結した。市役所で開かれた締結式で小長井義正市長と川口幸一郎社長が協定書を交わした。

協定書を交わす川口社長(左)と小長井市長=富士市役所
協定書を交わす川口社長(左)と小長井市長=富士市役所

 協定は大規模災害時に、同社の五條総合物流センター(同市大淵)を緊急物資集積所補完施設として緊急支援物資を一時保管するほか、同所や緊急物資集積所である市産業交流展示場「ふじさんめっせ」での荷さばき業務に同社が協力する内容。フォークリフトなどの備品も市に貸与する。
 協定書を交わした川口社長は「市民の安全に協力できないか考えてきた。今後も協力したい」と述べた。
 小長井市長は「地震や豪雨災害が頻発する中、物資の保管体制が充実し安定供給につながる」と感謝した。

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