特定外来生物の植物駆除 袋井のボランティア団体
地域の美化や環境啓発活動などに取り組む袋井市のボランティア団体「市民環境ネットふくろい」はこのほど、特定外来生物のオオキンケイギクの駆除作業を市内で実施した。
同団体の自然環境部会会員と市職員が参加し、オオキンケイギクが繁茂する市役所南側の広岡川右岸で作業にあたった。手作業で根こそぎ抜いていき、２時間かけて約１９０キロを駆除した。
同部会によると、オオキンケイギクは堤防などで大量発生し、在来の野草を駆逐してしまうという。持ち帰って別の場所に植えるなどの行為は控えるよう呼び掛けている。川上京平部会長は「今後も撲滅を目指して地道に取り組む」と話した。
いい茶0
