静岡人インタビュー「この人」 大石修さん(静岡市葵区) 20周年を迎える静岡市PTA連絡協議会会長

 2013年度から静岡市立西奈南小PTAに参加。21年度から静岡市PTA連絡協議会会長を務め、2期目を迎えた。趣味はサッカー観戦。おいしいお酒とさかなでリラックスする時間が楽しみ。同市葵区出身。48歳。

大石修さん
大石修さん

 ―PTA活動を始めたきっかけとやりがいは。
 「PTAの役員就任を依頼され、妻に相談したところ、『母校でしょ、恩返ししたら』と言われたことがきっかけ。年齢、性別、学歴関係なく、“子どものため”に集まって何かを成し遂げることに尽きる。同じ地域に住む大人の異業種交流で、難しくもあり、楽しくもある時間にやりがいを感じる」
 ―コロナ禍での児童や生徒への思いは。
 「子どもたちは『With(ウィズ)コロナ』の学校生活の中、何とか楽しい時間を過ごそうと、友達同士や先生方と工夫をしながら、毎日元気に登校している。楽しい学校生活を送るために一生懸命頑張っている子どもたちが心から楽しかったと思える1年にしたい」
 ―20周年を機にこれから取り組んでいきたいことは。
 「各校のPTAとも連携し、保護者が楽しみながら活動に参加できるような取り組みを進めていきたい。PTA活動への参加は任意だが、お互いが同じ目標に向かって進んでいくことが活性化には欠かせないと思っている」
 ―PTAとしての使命をどう考えるか。
 「人と人とのつながりの大切さを子どもたちに伝えていくこと。どんな時代であっても家庭、学校、地域のつながりを強固なものとし、子どもたちを社会全体で支えていくことが重要だと考えている」
 

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