「亀バックホーム大作戦」 御前崎中220人、下岬海岸を清掃

 御前崎中の1、2年生約220人が18日、「亀バックホーム大作戦」と題して絶滅危惧種のアカウミガメが産卵する御前崎市の下岬海岸を清掃した。

アカウミガメが産卵する海岸を清掃する中学生=御前崎市の下岬海岸
アカウミガメが産卵する海岸を清掃する中学生=御前崎市の下岬海岸

 同校の伝統行事。卵を産みにやって来る亀が砂浜を歩きやすいようにと、障害になりうる流木などを取り除いたり、プラスチックごみを拾い集めたりした。同海岸では地元の児童やウミガメ保護監視員による子亀の放流も行われており、2年の花井大悟さん(13)は「沖縄に負けないぐらいきれいな海になって、たくさんのウミガメに戻ってきてほしい」と願いを込めた。
 ウミガメ保護監視員や県産業廃棄物処理協同組合、ごみ拾いに取り組む市民グループ「心がすっきり夢拾い」も活動に参加した。

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