野球少年、元プロに学ぶ 投球フォームや打撃 熱海で教室

 全国野球振興会が主催する少年野球教室がこのほど、熱海市下多賀の小山臨海公園多目的グラウンドで開かれた。熱海、伊東の両市から学童野球8チーム約110人が参加し、元プロ野球選手からバットの芯でボールを的確に捉える打撃理論や投球のコントロール精度を向上させる技術を学んだ。

元プロ野球選手から投球フォームの指導を受ける小学生(右)=熱海市
元プロ野球選手から投球フォームの指導を受ける小学生(右)=熱海市

 講師を務めたのは元阪神の内野手植松精一さん=静岡高出=や、元ロッテの捕手袴田英利さん=静岡自動車工高出=ら9人。子どもたちのプレーを観察し、実演を交えながら動作の改善点や効果的な練習方法を助言した。
 憧れのプロ野球界で活躍した選手を前に野球少年たちは真剣な表情で取り組み、積極的に質問する姿が目立った。
 将来の夢は野球選手という熱海市の網代ジュニアファイターズ6年の投手萩山翔助君(11)は「教えてもらった事を忘れず基本練習を大切にしていきたい」と語った。

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