堀越報徳社 創立１５０年祝う 袋井
袋井市の一般社団法人「堀越報徳社」（山本克宏理事長）は１日、創立１５０年記念式典を同市堀越の堀越上公会堂で行った。参加した社員らがこれまでの活動を振り返り、節目を祝った。
同社は明治５（１８７２）年に発足した。二宮尊徳が説いた報徳思想の普及活動のほか、災害復興や地域発展に向けた支援を行ってきた。現在、社員５１人で構成する。
式典では、市の防災に役立ててもらおうと、参加した大場規之市長に寄付金３０万円の目録を贈ったほか、節目に合わせて発刊した記念誌の紹介や永年皆勤社員の表彰をした。
山本理事長（７８）は「社員の高齢化など課題はあるが、今後も地域発展に貢献していきたい」と話した。
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