熱海・伊豆山地区の支援へ223万円寄付 地元観光団体など

 大規模土石流に見舞われた熱海市伊豆山地区を支援しようと、同地区や隣の泉地区、神奈川県湯河原町の観光関連団体など計6団体がこのほど、伊豆山地区連合町内会に223万円余りを寄付した。

当摩会長(左から3人目)に寄付金を手渡す各団体の代表者=熱海市内
当摩会長(左から3人目)に寄付金を手渡す各団体の代表者=熱海市内

 伊豆山温泉旅館組合・観光協会と湯河原温泉観光協会の代表者が市内のホテルで、連合町内会の当摩達夫会長に寄付金を贈呈した。浄財は団体加盟の宿泊施設に設けた募金箱などに寄せられた。
 湯河原温泉観光協会の石田浩二会長は「少しでも被災者のためになればと思い、募金活動を行った。有効に活用してほしい」と話した。当摩会長は多くの団体からの寄付に感謝し、「発生から8カ月がたち、伊豆山に戻りたいと願う被災者の声は増えている。復興に向けて進まなければいけない」と述べた。

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